インターネットを使ってだまし取ったクレジットカード情報で家電量販店から現金12万7000円分の電化商品をだまし取ったとして、静岡県警御殿場署は10日から11日未明にかけ、詐欺の疑いで、詐欺グループの主犯格で東京都世田谷区上用賀、不動産会社員、宮本直希容疑者(32)と、31〜35歳の無職の男4人を逮捕した。
同署によると、宮本容疑者らの犯行とみられる被害が全国47都道府県で計370件確認されており、被害総額は計約3500万円に上る見通し。
同署の調べに対し、宮本容疑者は「知らない」などと容疑を否認しているが、他の4人は「宮本容疑者に言われて(クレジットカードの情報を聞き出す)フィッシングメールを送った」「時給1000円で、給料をもらってやっていた」などと容疑を認めているという。
同署によると、宮本容疑者らは平成21年6月下旬から7月下旬ごろまでの間、静岡県の男性などにヤフーからのメールを装った偽メールを送りつけ、クレジットカードの番号や有効期限を聞き出した。その情報を使い、家電量販店「ヤマダ電機」(本社・群馬県高崎市)と系列会社(同)のインターネットサイトから、デジタルカメラやビデオカメラを購入した疑いが持たれている。
宮本容疑者らは、約140万人に偽のメールを送り、約2700人分の個人情報を不正に得ていた。
同署は10日夜、東京都豊島区池袋の宮本容疑者らの自宅や事務所など計7カ所を家宅捜索し、プリンターや掃除機といった家電を押収。購入した家電は、東京都・秋葉原のディスカウントショップに転売していたとみられる。
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